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雨宿り

あれからいつも君のことが頭から離れないんだ。君とあの日、あの場所で出会ったのは運命だったんだ。
僕はいつも通りの時間にバスを待っていた。でも、その日に限ってバスがいつもより遅れてきた。
無理出会い系サイトで騙されたこともあって、その日は酷く落ち込んでいた。
そんな偶然がなければ、僕は君と出会うことさえなかったと思う。ちょうどその時、雨が降っていたね。
そこへ雨に濡れながら君が走ってきたんだ。少し気になってしまった。
君は傘を持っていなかったから、バスを降りる前に僕は君に傘を貸したんだ。
バスから降りれば、僕は走ってすぐに家に帰れるから、ちょうどいいと思ったんだ。
彼女と少し話したら気持ちが軽くなって、今度はちゃんと調べて出会い系SNSに登録した。
その時は名前も名乗らなかったし、もう君と会うこともないだろうって思ってた。
何日か過ぎて、また雨の日に君に出会った。また会えるとは思ってなかったからびっくりしたよ。
君は自分の傘とは別に、僕の貸した傘を持っていた。まるで、僕を待ってたみたいだ。
お互いに一応ニコッて挨拶をかわしたかな。バスを降りると、君も一緒に降りてた。僕は少し驚いたよ。
そして、彼女が僕に言ったんだ。この間は、傘をありがとうって満面の笑みで…ドキッとした。
僕はその日から、君が好きになったみたいだ。雨宿りがわりに、近くのお店でコーヒーでも飲んでく?って、ことになった。
雨が降ってる間、傘を返すために何度か待ってたって聞いた時、なんだかとっても嬉しくもあったし、照れちゃったな。
会話も弾んで、名前やメアドまで交換しちゃった。

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2011年7月8日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

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